「医者にかかる十箇条」

最近、「医者にかかる十箇条」という小冊子が発行された。あなたが”いのちの主人公・からだの責任者”という副題がついている

伝えたいことはメモして準備
対話の姶まりはあいさつから
よりよい関係づくりはあなたにも責任が
自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
これからの見通しを聞きましょう
その後の変化も伝える努力を
大事なことはメモをとって確認
納得できないときは何度でも質間を
治療効果を上げるためにお互いに理解が必要
よく相談して治療方法を決めましょ一つ

 

よくまとまった患者へのアドバイスで、これが実行されると、臨床現場はずいぶん助かるだろう。これは、厚生省の「患者から医師への質間内容・方法に関する研究」研究班によって、日医の意見も加えて作られた。メンバーは岩崎榮日医大常任理事、江口研二国立病院四国がんセンター副院長、辻本好子ささえあい医療人権センター代表の三氏である。この小冊子は、厚生省の、委託を受けて「ささえあい医療人権センター」が配布している。

この組織は一九九○年にスタートし、患者や一般市民により構成され、弁護士や医療関係者も援護者として参加している。英語の略称をCOMLという。毎年、「COML一一〇番」を開催し、全国から医療についての相談を受けたり、賢い患者になるための「患者塾」を開いているNGOである。これまで、厚生省がこのような市民団体を患者の代表として認め、国費を支出することは、考えられなかった。まさに、情報開示が主張される時代を象徴しているといえる。
ヒポクラテスの誓い以来、多くの医師の倫理法が提唱され、時代とともに変わってきた。患者にとっての「医者とつきあう十箇条」は、医師にとっても「患者とつき合う十箇条」である。

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理想のかりつけ医とは ― 上手に「病院」とつきあう法

病気になったときに、「どの病院にかかればよいか」と悩むことも多いでしょう。そのようなときに、信頼できる「かかりつけ医」がいれぱ、安心です。病気がその医師の専門外のときには、適切な医療機関や診療科を紹介してもらうこともできます。

 今回は、理想のかかりつけ医を児つけるために、墓準になる事柄をまとめてみました。

話をよく聞いてくれる

 症状などの訴えを、医師が聞く「問診」は、診察のなかでも大切なことです。話をよく聞いてくれ、患者さんが伝えそぴれているような事があったとしても、それを上手に聞き出してくれるような医師は、安心できるでしょう。

詳しく説明をしてくれる
「自分の病気がどのようなものなのか、どのような治療をするのか」など、十分な、説明をしてもらえれば、少しでも不安は軽減できます。また、治療は、すべて医師に任せるのではなく、自分でも納得して受けたいものです。そのためには、丁寧に説明をしてくれ、疑問にも、おっくうがらずに答えてくれる医師が、望ましいでしよう。
精神的なサポートもしてくれる
病気が長引いたりすると、精神的にも不安定になることもあります。そんな時に、不安や疑問をよく聞いてくれ、さらには安心させてくれたり、元気づけてくれるような配慮をしてくれる医師だと、心強いものです。
全身の健康管理に配慮してくれる
具含が悪くなったところはもちろん、年蛉的に、また体質的に、気をつけたほうがよい事柄などに気を配ってくれ、アドパイスしてくれる医師だと、頼りになります。
受診しやすい
医療機関にかかるのは具含の悪いときですから、自宅の近くにあるなど、受診しやすいことも、大切です。いざというときに素早く対応してもらうためにも、近くにある医療機関のほうがよいでしよう。
必要なときには、適切な医療機関を紹介してくれる
現在の医療は非常に高度で複雑で、1人の医師が、すべての病気を完壁に治療することは、不可能です。大切なのは、必要なときに、該当する病気の専門医や必要な設備の整っている病院などを紹介してくれるということです。そして、紹介した後も、紹介先の病院での治療に不都合はないかどうかなど、気にかけてくれる医師だと、理想的です。
例えば、慢性疾患の急性期などで、専門の病院を紹介してもらった場含でも、急性期を過ぎれば、また受診しやすいかかりつけ医のもとで治療を行ったほうがよい場合もあります。そのような場合にも、かかりつけ医が紹介先の専門の病院での治療について、フォローをしてくれるようだと治療の連携がスムーズにいきます。

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 自分に合ったかかりつけ医を見つけるために、以上の点を参考にしてください